平成23年度 学術講演会
日 時 平成23年4月24日 13:30〜16:00
会 場 埼玉歯科技工士専門学校 4F講堂
演 題 『私のこれまでの経験と継続したことで得られたこと』
講演者 根岸 由紀子 先生
講師略歴      埼玉歯科技工士専門学校 卒業
2000年 art&experience Bianco e Rosso 勤務
2001年 VOCE Ceramist Club Claymore 理事
2003年 Kerr ベルグラス インストラクター任命
2008年 BEGO crown&bridge Ambassador 任命
2010年 GIRRABCH giroform インストラクター任命

 今回の講演者は、本校を卒業生し世界中のセラミストと肩をならべ活躍している、女性技工士さんということで、晴れた日曜にも関わらず、希望に満ちた新1年生を始め、2年生、専攻科、そして、卒業生が講演に足を運び、その半数 を女性が占めていました。

 2時間半の講演の内容は、先生が本校を卒業してから現在までの貴重な経験でした。同じオフィスの山本尚吾先生との出会い、世界のセラミストたちとの出会いからチーム結成まで、ファイバーを用いたセラミックの 築盛、論文発表、北京オリンピックでデンタルサポートというものがある事、ジルコニアにも少しふれ、あまりにも世界的な話に 、周囲は驚きと憧れの目で輝いていました。

 スライドの最後の方には「小さなことからコツコツと」いう言葉があり、材料・機材の性質を熟知し自分なりに考え取り組んでいくことが大切で、それと同時にいつも、エコ・クリーンについて考えた模型製作、鋳造、埋没が、精度の高い補綴物に繋がっていくとおしゃっていました。卒業生からは、関心の声もありました。

 スライド終了後には多くの質問があり、一つ一つ丁寧に本音で答えてくれました。学生からの質問には、それぞれ自分の将来の夢や希望を実現するにはどうすればいいかと いう質問が多くありました。それに対して、なんでも続けていく事、自分がそうなりたいと思い続ける事が大切だと、心強いお言葉もいただきました。

 今年度から、専攻科でもイージーシェードという機械を用いてのセラミック築盛の講義を行うそうです。 今回の講演は、とても勉強になると同時に、女性技工士が増えていく中、各々がとても印象深く心に残るものになったと思います。

Report by 鶴見知子

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